mdaisuke · March 19, 2014 04:58 · Mar 16, 2014 · Mar 16, 2014 · Mar 15, 2014 · Mar 15, 2014
diff --git a/00.md b/00.md
@@ -226,11 +226,12 @@ http://play.golang.org/p/L9JWrwhBf1
 
 ## マップ
 
-http://play.golang.org/p/FY1Pv0rqFl
+http://play.golang.org/p/ivM5DvEyed
 
 * 他言語でいうところの連想配列や辞書
 * make()で作成する。宣言やnew()で作ると初期化されないので注意
 * キーに使用できる型は等価演算子が定義されていなければならない。詳しくは[こちら](http://golang.jp/go_spec#Comparison_operators)を参照
+* マップのイテレートにもrangeを使用する
 
 ## エラー処理
 

diff --git a/00.md b/00.md
@@ -12,6 +12,7 @@
 * [インタフェース](#インタフェース)
 * [型変換と型アサーション](#型変換と型アサーション)
 * [配列とスライス](#配列とスライス)
+* [マップ](#マップ)
 * [エラー処理](#エラー処理)
 * [ゴルーチン](#ゴルーチン)
 * [パッケージ](#パッケージ)
@@ -223,6 +224,14 @@ http://play.golang.org/p/L9JWrwhBf1
 
 * 配列やスライスのループにはrangeを使用する
 
+## マップ
+
+http://play.golang.org/p/FY1Pv0rqFl
+
+* 他言語でいうところの連想配列や辞書
+* make()で作成する。宣言やnew()で作ると初期化されないので注意
+* キーに使用できる型は等価演算子が定義されていなければならない。詳しくは[こちら](http://golang.jp/go_spec#Comparison_operators)を参照
+
 ## エラー処理
 
 http://play.golang.org/p/3esCtUQT4r
@@ -270,6 +279,7 @@ http://play.golang.org/p/bF5PBNwOO6
 http://play.golang.org/p/NJ0lFwH8UA
 
 * チャネルはUNIXパイプのようなもので、ゴルーチン間の通信に使用する。型付けされる
+* make()で作成する
 
 http://play.golang.org/p/dBQ4guoIu2
 

diff --git a/Vagrantfile b/Vagrantfile
@@ -14,7 +14,7 @@ Vagrant.configure(2) do |config|
         apt-get update
         apt-get install -y build-essential gdb git mercurial bzr
         cd /usr/local/src
-        hg clone -u release https://code.google.com/p/go && \
+        hg clone --verbose -u release https://code.google.com/p/go && \
         cd go/src && \
         ./all.bash && \
         for t in #{targets}; do

diff --git a/00.md b/00.md
@@ -206,7 +206,7 @@ http://play.golang.org/p/FJULgGKYZY
 
 ### スライスのイメージ
 
-![]()
+![](https://gist.github.com/hayajo/9559874/raw/8c2b040450a17a0bf4e0d30fb35f6a67e8113355/go_slice.png)
 
 ### スライスの拡張と縮小
 

diff --git a/00.md b/00.md
@@ -0,0 +1,592 @@
+# Go言語入門
+
+## 目次
+
+* [Go言語とは](#Go言語とは)
+* [Hello Go](#hello-go)
+* [変数](#変数)
+* [型](#型)
+* [関数](#関数)
+* [ループ](#ループ)
+* [構造体とメソッド](#構造体とメソッド)
+* [インタフェース](#インタフェース)
+* [型変換と型アサーション](#型変換と型アサーション)
+* [配列とスライス](#配列とスライス)
+* [エラー処理](#エラー処理)
+* [ゴルーチン](#ゴルーチン)
+* [パッケージ](#パッケージ)
+* [デバッグ](#デバッグ)
+* [テスト](#テスト)
+
+## Go言語とは
+
+* [The Go Programming Language](http://golang.org/)
+
+Googleによって開発されたオープンソースのプログラミング言語
+
+### 特徴
+
+* シンプル
+* コンパイル・実行速度が早い
+* 充実した標準パッケージ
+* 並行処理が容易
+* ポータビリティ
+* 強力なツール
+* ダックタイピング
+* イントロスペクション
+* 型推論
+* GC
+* [ʕ◔ϖ◔ʔ](http://goo.gl/V7BEqn)
+
+### 注目度
+
+[Google トレンド](http://www.google.co.jp/trends/explore#q=%2Fm%2F09gbxjr%2C%20golang&date=11%2F2009%2053m&cmpt=q)
+
+### 実装やサービス
+
+* Google App Engine
+* Docker, Packer, Serf
+* Vitess
+* CloudFlare
+
+[etc.](https://code.google.com/p/go-wiki/wiki/Projects)
+
+## Hello Go
+
+http://play.golang.org/p/AzJcxtdp5A
+
+* セミコロン不要
+* 実行にはmain()を含むmainパッケージが必要
+* importで外部パッケージをインポート
+
+## 変数
+
+http://play.golang.org/p/wRzPMqQA-o
+
+* 型は最後に書く
+* := で型推論
+* ポインタあり（ただしポインタ演算なし[^3]）
+* new(T)は初期化（ゼロ初期化[^4]）してポインタを返す
+* makeは参照型（スライス、マップ、チャネル）を初期化して値を返す
+
+[^3]: #変数 "実際にはunsafeパッケージをつかえばポインタ演算可能ですが忘れましょう"
+[^4]: #変数 "新たな変数を宣言した場合やnew(T)、makeで値を生成した場合は対応する型のゼロ値に初期化されます。bool型ならfalse、int型なら0、string型なら空文字、ポインタやスライス、チャネルならnilとなります。"
+
+## 型
+
+* 論理値型
+* 数値型
+* 文字列型
+* 配列型
+* スライス型
+* 構造体型
+* ポインタ型
+* 関数型
+* インタフェース型
+* マップ型
+* チャネル型
+
+### 宣言済みの型
+
+```
+bool       : 論理値（true, false）
+uint8      : 符号なし 8ビット 整数
+uint16     : 符号なし 16ビット 整数
+uint32     : 符号なし 32ビット 整数
+uint64     : 符号なし 64ビット 整数
+int8       : 符号あり 8ビット 整数
+int16      : 符号あり 16ビット 整数
+int32      : 符号あり 32ビット 整数
+int64      : 符号あり 64ビット 整数
+float32    : IEEE-754 32-ビット 浮動小数値
+float64    : IEEE-754 64-ビット 浮動小数値
+complex64  : float32の実数部と虚数部を持つ複素数
+complex128 : float64の実数部と虚数部を持つ複素数
+byte       : uint8の別名
+rune       : int32の別名
+string     : 文字列（値は不変）
+```
+
+### 実装に依存する宣言済みの型
+
+```
+uint    : 32または64ビット
+int     : uintと同じサイズ
+uintptr : ポインタの値を格納するのに充分な大きさの符号なし整数
+```
+
+## 関数
+
+http://play.golang.org/p/l7omoy0-n1
+
+* funcで関数を宣言
+* ...Tで可変個引数（引数は[]Tとなる）
+* interface{}（空インタフェース型）で任意の型を受け取る
+* スライスを可変個引数として渡す場合は、末尾に...をつける
+* 関数は複数の値を返すことが可能
+* 関数の返り値は全て無視かすべて受け取る。一部を無視したい場合は\_（ブランク識別子）を使用する
+* クロージャ
+
+## ループ
+
+http://play.golang.org/p/-8jQIbBH3c
+
+* ループはforのみ
+* ループの外に抜けるにはcontinue, break
+* ネストされたループを抜けるにはラベルを使用する
+* ++（--）は後置のみ。また式ではないため値へ評価されないので a := b++ などはNG
+
+## 構造体とメソッド
+
+http://play.golang.org/p/LZQaLcVV6P
+
+* 型レベルでのアクセス指定子はないが、下記のルールでパッケージレベルでアクセス制御される
+  - [大文字](http://www.fileformat.info/info/unicode/category/Lu/list.htm)で始まるトップレベルの型、メソッド、変数名、構造体のフィールドはエクスポートされる(public)
+  - それ以外はエクスポートされない(private)
+* 継承はないのでprotectedなフィールドはない
+* フィールドにはタグを指定でき、reflectパッケージから参照可能
+* 既存の型に名前付けをして別の型（具象型）を定義できる
+* メソッドのレシーバは値型でもポインタ型でも定義できる
+* レシーバが値型の場合は、値・ポインタ両方に対して呼び出し可能
+* [レシーバをポインタとする場合の指針](http://golang.org/doc/faq#methods_on_values_or_pointers)
+  - レシーバのフィールドに対して変更を行う場合
+  - レシーバが巨大な場合
+  - メソッドの一貫性を持たせる場合
+
+### 型埋め込み
+
+http://play.golang.org/p/xwulpHHKZV
+
+* 型埋め込みによる暗黙の委譲（継承ではない）
+* レシーバはフィールドであり、フィールドを含む構造体ではないので注意
+* 同名のメソッドの場合は呼び出すフィールドを明示する
+
+## インタフェース
+
+http://play.golang.org/p/NWPW97YdVv
+
+* インタフェースはメソッドの集合
+* インタフェースでダックタイピングを実現
+* 型埋め込み同様、インタフェースを埋め込むことが可能。インタフェースの継承と等価 [^1]
+* インタフェースが定義しているメソッドをすべて実装している限り、インタフェース型を持つ変数へどんな型でも代入可能
+* 直接のフィールドへのアクセスが必要ない場合は、構造体自身ではなくパブリックのメソッドを定義したインタフェースだけを公開することで実装を隠蔽する [^2]
+
+[^1]: #インタフェース "インタフェースコンポジション"
+[^2]: #インタフェース "サンプルは同一パッケージ(main)なのでアクセス可能"
+
+## 型変換と型アサーション
+
+http://play.golang.org/p/FJULgGKYZY
+
+**※play.golang.orgではエラーになってしまう。コピーして手元で実行しよう！**
+
+* 型変換はCのキャストのような感じ。細かいルールは[こちら](http://golang.jp/go_spec#Conversions)
+* 型アサーションは実行時にチェックされる
+  - 特定のインタフェースを実装した型なのか
+  - 期待した型なのか
+* インタフェース型じゃない値はinterface{}にキャストしたあとで型アサーションを行う
+* 型switch文で型アサーション
+
+## 配列とスライス
+
+* 配列
+
+  http://play.golang.org/p/CKhq1wMFb8
+
+  - [...]で要素数を推論
+  - 配列は通常の値
+  - 別の配列への代入は要素のコピーとなる（ポインタではない）
+
+* スライス
+
+  http://play.golang.org/p/jkHphPU2uc
+
+  - スライスは配列内の連続した領域への参照（配列に対するビュー）
+  - スライスは配列へのポインタ(Data)、アクセスできる要素の数(Len)、最大のスライスの大きさ(Cap)をもつ
+
+### スライスのイメージ
+
+![]()
+
+### スライスの拡張と縮小
+
+http://play.golang.org/p/TT5N-rRwlV
+
+* スライスに要素を追加するにはappendを使用する
+* スライスのCapが十分な大きさを持たない場合は、追加する値を含んだ新しい配列へのポインタをDataとするので注意が必要
+* スライスにスライスをappendする場合は...を使用する
+* スライスの縮小は、縮小したCapの新しいスライスを作り、既存のスライスから新しいスライスへ値をコピーする
+
+### 配列とスライスのループ
+
+http://play.golang.org/p/L9JWrwhBf1
+
+* 配列やスライスのループにはrangeを使用する
+
+## エラー処理
+
+http://play.golang.org/p/3esCtUQT4r
+
+* （一般的には）戻り値としてのエラー値を検査することでエラー処理を行う
+
+**余裕があれば解説**
+
+* [エラー委譲パターン](http://play.golang.org/p/qyxAWlQxYx)
+
+### リソースのクリーンアップ
+
+http://play.golang.org/p/UpOjMtfUJJ
+
+* deferでfinallyと似たようなことができ、関数の実行を遅延させることができる
+* deferに指定された関数は、それが書かれている関数が終了する時点で実行される
+
+### パニックとリカバー
+
+http://play.golang.org/p/bVOyhYt2zN
+
+* panic(), recover()でtry-catch-finally的な実装が可能
+* deferで呼ばれる関数内であればrecover()は機能するので、呼び出す関数にrecover()を記述することで例外処理をまとめることもできる
+* が、panic()は明らかに回復手段がない場合にだけ使用し、また、回復するのが絶対的に安全で無い限りrecover()は使用しない
+
+## ゴルーチン
+
+http://play.golang.org/p/y4Vzz1nybW
+
+* ゴルーチンは軽量スレッドのようなもの
+* go 関数呼び出し で実行
+
+### ゴルーチンの同期とバックグランド実行
+
+http://play.golang.org/p/MAaDXrUqat
+
+* ゴルーチンの同期にはミューテックスや条件変数([syncパッケージ](http://golang.org/pkg/sync/))を使用する方法もあるが、チャネルを使ったほうが自然
+
+http://play.golang.org/p/bF5PBNwOO6
+
+* バックグランドでの処理実行の終了待ちには[sync.WaitGroup](http://golang.org/pkg/sync/#WaitGroup)を使用する
+
+### チャネル
+
+http://play.golang.org/p/NJ0lFwH8UA
+
+* チャネルはUNIXパイプのようなもので、ゴルーチン間の通信に使用する。型付けされる
+
+http://play.golang.org/p/dBQ4guoIu2
+
+* チャネルはバッファリング可能
+
+http://play.golang.org/p/X2DD-P_Ub1
+
+* 複数チャネルを扱う場合はselectを使用する
+
+### 並列化
+
+```go
+runtime.GOMAXPROCS(runtime.NumCPU())
+```
+
+* 同時に利用可能なCPU数はデフォルトで１。**並列**度を上げる場合は環境変数GOMAXPROCSもしくはruntime.GOMAXPROCS()で設定する
+
+## パッケージ
+
+```go
+// user/user.go
+package user
+
+type User interface {
+  Name() string
+}
+
+func NewUser(name string) User {
+  if name != "" {
+    return &user{name}
+  }
+  return new(guest)
+}
+```
+
+```go
+// user/types.go
+package user
+
+type user struct {
+  name string
+}
+
+func (u user) Name() string {
+  return u.name
+}
+
+type guest struct {}
+
+func (_ guest) Name() string {
+  return "Guest"
+}
+```
+
+* [大文字](http://www.fileformat.info/info/unicode/category/Lu/list.htm)で始まるトップレベルの型、メソッド、変数名、構造体のフィールドはエクスポートされ、他のパッケージからアクセスできる(public)
+* それ以外はエクスポートされず、同一パッケージからしかアクセス出来ない（private)
+* パッケージは複数ファイルに分割できる
+
+### 環境変数GOROOTとGOPATH
+
+```shell
+$ export GOPATH=$HOME/go
+$ export PATH="$GOPATH/bin:$PATH"
+$ go env GOROOT GOPATH
+...
+```
+
+* GOROOT
+
+  - 標準ライブラリを探すためのベースパスが設定される。JAVA_HOMEのようなもの。
+  - 基本的には設定不要だが、Goをバイナリからインストールした際には設定が必要になる場合もある
+
+* GOPATH
+
+  - ワーキングディレクトリを設定する
+  - go getやgo installなど、goツールのベースパスとなる
+  - $GOPATH配下のディレクトリ構成
+    * bin コンパイル後に生成される実行ファイルの格納先
+    * pkg コンパイル後に生成されるパッケージの格納先
+    * src ソースコードの保存先
+      パッケージごとにサブディレクトリを作成
+  - importの参照先は$GOROOT/pkgまたは$GOPATH/pkgの、アーキテクチャ配下のパスとなる
+
+### パッケージのインストール
+
+```shell
+$ go get github.com/codegangsta/martini
+$ ls $GOPATH/pkg/darwin_amd64/github.com/codegangsta
+inject.a martini.a
+```
+
+* go get でサードパーティパッケージの取得とインストールを行う
+
+### パッケージのビルド
+
+```
+$GOPATH
+└── src
+    ├── user
+    │   ├── types.go
+    │   └── user.go
+    └── userapp
+        └── main.go
+```
+
+---
+
+* go install でパッケージのビルド(go build)と$GOPATHへのインストールを行う
+
+  ```shell
+  $ go install user
+  ```
+
+  ```
+  $GOPATH
+  ├── pkg
+  │   └── darwin_amd64
+  │        └── user.a
+  └── src
+      ├── user
+      │   ├── types.go
+      │   └── user.go
+      └── userapp
+          └── main.go
+  ```
+
+* ビルド対象がmainパッケージの場合は実行可能なバイナリが生成される
+
+  ```shell
+  $ go install userapp
+  ```
+
+  ```
+  $GOPATH
+  ├── bin
+  │   └── userapp
+  ├── pkg
+  │   └── darwin_amd64
+  │        └── user.a
+  └── src
+      ├── user
+      │   ├── types.go
+      │   └── user.go
+      └── userapp
+          └── main.go
+  ```
+
+  - ファイル名や出力先を変えたい場合は go build -o <OUTPUT_PATH> を実行する
+
+    ```
+    $ go build -o /tmp/fooapp userapp
+    $ ls /tmp
+    fooapp
+    ```
+
+* クロスコンパイルは環境変数GOOSとGOARCHを指定する（クロスコンパイル用の環境構築が必要）
+
+  ```shell
+  $ GOOS=windows GOARCH=386 go install userapp
+  ```
+
+  ```
+  $GOPATH
+  ├── bin
+  │   ├── windows_386
+  │   │   └── userapp.exe
+  │   └── userapp
+  ├── pkg
+  │   ├── darwin_amd64
+  │   │   └── user.a
+  │   └── windows_amd64
+  │       └── user.a
+  └── src
+      ├── user
+      │   ├── types.go
+      │   └── user.go
+      └── userapp
+          └── main.go
+  ```
+
+  - go buildでも同様
+
+    ```
+    $ GOOS=linux GOARCH=arm go build userapp
+    ```
+
+## デバッグ
+
+* デバッグにはgdb(>= 7.1)を使う
+* Goの最適化を無視するために -gcflags '-N -l' をつけてビルドする
+
+  ```shell
+  $ go build -gcflags '-N -l'
+  ```
+
+* runtime-gdb.pyをロードする（~/.gdbinitに書いてもOK）
+
+  ```shell
+  (gdb) source <$GOROOT/pkg/runtime/runtime-gdb.py>
+  ```
+
+### デバッグの簡単な流れ
+
+```go
+// myapp.go
+package main
+
+import "fmt"
+
+func main() {
+	a := make([]int, 5)
+	fmt.Println(a[9]) // panic
+}
+```
+
+1. -gcflags '-N -l' をつけてビルドする
+
+  ```shell
+  $ go build -gcflags '-N -l' myapp.go
+  ```
+
+2. デバッグ開始
+
+  ```shell
+  $ gdb myapp
+  ```
+
+3. runtime-gdb.pyをロードする（必要な場合）
+
+  ```shell
+  (gdb) source <PATH_TO_runtime-gdb.py>
+  ```
+
+4. runtime.panicindex にブレークポイントを設定
+
+  ```shell
+  (gdb) break runtime.panicindex
+  ```
+
+5. 実行
+
+  ```shell
+  (gdb) run
+  ...
+  Breakpoint 1, runtime.panicindex () at ...
+  ```
+
+6. upして呼び出し元に戻る
+
+  ```shell
+  (gdb) up
+  #1  0xXXXXXXXXXXXXXXXX in main.main () at /.../myapp.go:7
+  7       fmt.Println(a[9])
+  ```
+
+7. ローカル変数の確認
+
+  ```shell
+  (gdb) info locals
+  a =  []int = {0, 0, 0, 0, 0}
+  ```
+
+8. lenとcapの確認
+
+  ```shell
+  (gdb) p $len(a)
+  $1 = 5
+  (gdb) p $cap(a)
+  $2 = 5
+  ```
+
+### テスト
+
+```go
+// user_test.go
+package user
+
+import(
+	"testing"
+	"reflect"
+	"runtime"
+)
+
+func isType(t *testing.T, got interface{}, expected interface{}) {
+	gotT := reflect.TypeOf(got)
+	expectedT := reflect.TypeOf(expected)
+	if gotT != expectedT {
+		_, file, line, _ := runtime.Caller(1)
+		t.Errorf("\nLocation: %s:%d\nError: got %s, expected %s", file, line, gotT, expectedT)
+	}
+}
+
+func TestNewUser(t *testing.T) {
+	g := NewUser("")
+	isType(t, g, new(guest))
+
+	u := NewUser("hayajo")
+	isType(t, u, new(guest)) // fail
+}
+```
+
+```shell
+$ ls
+types.go  user.go  user_test.go
+$ go test
+--- FAIL: TestNewUser (0.00 seconds)
+        user_test.go:14:
+                Location: /<PWD>/user_test.go:23
+                Error: got *user.user, expected *user.guest
+FAIL
+exit status 1
+FAIL    _/<PWD>      0.006s
+```
+
+* testingパッケージとgo testを使用してテストを行う
+* ファイル名は\_test.goで終わるようにする
+* Testで始まり(t \*testing.T)のシグニチャをもつ関数を順番に実行する
+
+**テスト対象は "[パッケージ](#パッケージ)" のuserパッケージ**
+
diff --git a/01.md b/01.md
@@ -0,0 +1,63 @@
+# サンプル
+
+* [コマンドラインオプションの処理](#コマンドラインオプションの処理)
+* [ファイルの読み込み/書き込み](#ファイルの読み込み/書き込み)
+* [YAMLのエンコード/デコード](#YAMLのエンコード/デコード)
+* [JSONのエンコード/デコード](#JSONのエンコード/デコード)
+* [データベースへの接続](#データベースへの接続)
+* [HTTPクライアント/サーバー](#HTTPクライアント/サーバー)
+
+## コマンドラインオプションの処理
+
+http://play.golang.org/p/y3PqV9Wxjy
+
+コマンドラインオプションをパースするサンプル。
+
+* [flag](http://golang.org/pkg/flag/)
+
+## ファイルの読み込み/書き込み
+
+http://play.golang.org/p/xsZKcYtSCo
+
+ファイルにデータを書き込み、行番号付きで出力するサンプル。
+
+* [ioutil](http://golang.org/pkg/io/ioutil/)
+* [bufio#Scanner](http://golang.org/pkg/bufio/#Scanner)
+
+## YAMLのエンコード/デコード
+
+http://play.golang.org/p/Ur3-FPoRQC
+
+**標準パッケージではないためplay.golang.org上で実行できない。コピーして手元で実行しよう！**
+
+YAMLデータからstructに、structからYAMLデータに変換するサンプル。
+
+* [goyaml](https://godoc.org/launchpad.net/goyaml)
+
+## JSONのエンコード/デコード
+
+http://play.golang.org/p/n4QLhnjUMN
+
+JSONデータからstructに、structからJSONデータに変換するサンプル。
+
+* [json](http://golang.org/pkg/encoding/json/)
+
+## データベースへの接続
+
+http://play.golang.org/p/MQnDCBzxkX
+
+**標準パッケージではないためplay.golang.org上で実行できない。コピーして手元で実行しよう！**
+
+SQLiteデータベースを作成し、テーブル作成・データ登録・検索を行うサンプル。
+
+* [sql](http://golang.org/pkg/database/sql/)
+* [sqlite3](http://godoc.org/github.com/mattn/go-sqlite3)
+* [SQLDrivers](https://code.google.com/p/go-wiki/wiki/SQLDrivers)
+
+## HTTPクライアント/サーバー
+
+http://play.golang.org/p/9DS0jq3yoa
+
+ウェブカウンタを起動して結果を取得するサンプル。
+
+* [http](http://golang.org/pkg/net/http/)
diff --git a/02.md b/02.md
@@ -0,0 +1,35 @@
+# 情報源
+
+* [The Go Programming Language](http://golang.org/)
+
+  公式サイト。もちろん英語。
+
+* [golang.jp - プログラミング言語Goの情報サイト](http://golang.jp/)
+
+  各種ドキュメントの日本語訳が読めます。すばらしいです。（ちょっと古いけど十分）
+
+* [A Tour of Go](http://go-tour-jp.appspot.com/#1)
+
+  てっとりばやくGo言語に触れることができます。ひと通り動かしてみましょう。
+
+* [Go Playground](http://play.golang.org/)
+
+  ブラウザ上でGoコードを実行できるサービス。 [実行にはいくつかの制限があります。](http://blog.golang.org/playground)
+
+* [GoDoc](http://godoc.org/)
+
+  ライブラリのAPIドキュメントを検索できるサービス。
+
+  http://godoc.org/PACKAGE にアクセスすると自動的にドキュメントを作ってくれます。
+
+* [Golang JP - コミュニティ - Google+](https://plus.google.com/communities/107075098212007233819)
+
+  Google+の日本語コミュニティ。日本国内でのイベントや勉強会の情報などが集まります。
+
+* [Go by Example](https://gobyexample.com/)
+
+  Goのサンプルいろいろ。英語。
+
+* [Big Sky](http://mattn.kaoriya.net/)
+
+  日本におけるGo言語の第一人者（と勝手に思ってます）[mattn](https://twitter.com/mattn_jp)さんのブログ。こちらのブログ記事を読んでGoに興味を持ちました。
diff --git a/Vagrantfile b/Vagrantfile
@@ -0,0 +1,27 @@
+# -*- mode: ruby -*-
+# vi: set ft=ruby :
+
+Vagrant.configure(2) do |config|
+  config.vm.box = "precise64"
+  config.vm.box_url = "http://files.vagrantup.com/precise64.box"
+
+  targets = "windows-amd64 darwin-amd64 linux-arm"
+
+  config.vm.provision "shell", inline: <<-EOS
+    set -x
+    go version
+    if [ $? -ne 0 ]; then
+        apt-get update
+        apt-get install -y build-essential gdb git mercurial bzr
+        cd /usr/local/src
+        hg clone -u release https://code.google.com/p/go && \
+        cd go/src && \
+        ./all.bash && \
+        for t in #{targets}; do
+            GOOS=${t/-*/} GOARCH=${t/*-/} ./make.bash --no-clean
+        done
+        cd /usr/local/bin
+        find /usr/local/src/go/bin -maxdepth 1 -type f -exec ln -sf {} . \\;
+    fi
+  EOS
+end
diff --git a/go_slice.png b/go_slice.png
diff --git a/slide.md b/slide.md
@@ -1,61 +0,0 @@
-# Untitled Slide
-
-### Welcome to Glide.
-
-Glide is the easiest way to create useful slide for all of your Gists.
-
-* input key `<-` to go backward.
-* input key `->` to go forward.
-
-# Publishing
-
-## Already published.
-
-You can check out the URL:
-
-<http://glide.so/hayajo/9559874>
-
-
-## Setting your slide.
-
-You can:
-
-* change generate pipeline
-* change theme
-
-<http://glide.so/hayajo/9559874/settings>
-
-
-# Editing
-
-## Update slide.
-
-1. Edit your markdown on [Gist](http://gist.github.com/hayajo/9559874).
-2. Check out [Glide](http://glide.so/hayajo/9559874) and click `Sync contents with Gist` appears in `Admin area`.
-
-![](http://gyazo.com/b765eb0a0b7451af6ab61ac907129eb0.png)
-
-## GFM enabled.
-
-Author your slide content using GitHub Flavored Markdown. (extends [chjj/marked](https://github.com/chjj/marked))
-
-## How to split in pages?
-
-Your slide split in pages by `<h1>` and `<h2>` default.
-
-You can edit split rule at [Settings](http://glide.so/hayajo/9559874/settings) page.
-
-## Extended grammers.
-
-### Background
-
-To fill a page background with image, set `background` in alt attribute.
-
-`![background](..URL..)`
-
-![background](http://gyazo.com/aace760d1dbfbd1f8066681ff1c79b37.png)
-
-
-## Support or Contact
-
-Having trouble with Glide? Check out the documentation at <http://glide.so/help> or contact <http://twitter.com/geta6>.

diff --git a/slide.md b/slide.md
@@ -1 +1,61 @@
-# Untitled Slide
+# Untitled Slide
+
+### Welcome to Glide.
+
+Glide is the easiest way to create useful slide for all of your Gists.
+
+* input key `<-` to go backward.
+* input key `->` to go forward.
+
+# Publishing
+
+## Already published.
+
+You can check out the URL:
+
+<http://glide.so/hayajo/9559874>
+
+
+## Setting your slide.
+
+You can:
+
+* change generate pipeline
+* change theme
+
+<http://glide.so/hayajo/9559874/settings>
+
+
+# Editing
+
+## Update slide.
+
+1. Edit your markdown on [Gist](http://gist.github.com/hayajo/9559874).
+2. Check out [Glide](http://glide.so/hayajo/9559874) and click `Sync contents with Gist` appears in `Admin area`.
+
+![](http://gyazo.com/b765eb0a0b7451af6ab61ac907129eb0.png)
+
+## GFM enabled.
+
+Author your slide content using GitHub Flavored Markdown. (extends [chjj/marked](https://github.com/chjj/marked))
+
+## How to split in pages?
+
+Your slide split in pages by `<h1>` and `<h2>` default.
+
+You can edit split rule at [Settings](http://glide.so/hayajo/9559874/settings) page.
+
+## Extended grammers.
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+### Background
+
+To fill a page background with image, set `background` in alt attribute.
+
+`![background](..URL..)`
+
+![background](http://gyazo.com/aace760d1dbfbd1f8066681ff1c79b37.png)
+
+
+## Support or Contact
+
+Having trouble with Glide? Check out the documentation at <http://glide.so/help> or contact <http://twitter.com/geta6>.
diff --git a/slide.md b/slide.md
@@ -0,0 +1 @@
+# Untitled Slide